TrueCryptを使ってみる

Windowsのデスクトップに導入したのでubuntuにも導入してみました。

ubuntuに導入するにあたって参考にしたのはこちら

Ubuntu Desktop EditionにインストールしたTrueCryptで隠しボリュームのファイルシステムをext3にしたい

上のサイト見ながら作業。
ubuntu用のパッケージっていうのがあるので間違うこともなさそう。
ubuntu版は英語オンリーみたいなんですがそんなに難しくはないです。
メニュー構成、操作法等似てるので一度Windows版を弄っておくとなお理解しやすいかも。



使用感など。

ドライブ丸ごと暗号化するよりもコンテナをつくって仮想ドライブとしてマウントの方が
取り回しがいい感じです。
ドライブをファイルとして持ち歩いちゃう感じ。
しかもふたがきっちりと閉まってる。

使用してるPC全台に導入、ファイルだけ移動してエヘヘというのが
わかりやすく間違いがないようにおもいます。
これだとファイルの移動はネットワークでもUSBメモリでもかまわないのがポイント。
アプリの使うキャッシュなんかも暗号化フォルダの中にしておくとなおいいかもです。

ただ電源入れてる時間が長いPCはアンマウントするのを忘れないようにしないと
あまり意味がなくなっちゃうかもしれませんけれど。



注意点を。

ファイルシステムを聞かれるところはFATにすること。
ext3とかlinux用のファイルシステムを選んじゃうとwindows機でそのままでは読めないです。
Windows側でそれらが読めるようになっていれば話は別かも)
さらに、
Settings→Preference→Mount Optionsに
 utf8
と入力しておくこと。
これ忘れるとやはり持ち出した時にファイル名やフォルダが気持ちよく文字化けしてあわわです。

truecryptで暗号化したパーティションをマウントしたら文字化け

上記サイトに感謝。

しかしセキュリティを考えるにあたって難しいのはどこまでやるかですよね。
自己責任ゆえにある程度きっちりしたいとは思いますが
あまり煩雑だと運用するのがしんどいです。
守るべきデータに見合った程度のセキュリティってのが理想なんでしょうけれど
なかなかに難しいものですよね。