Ubuntu09.04の起動USBメモリを作成する
というわけでいよいよUbuntu9.04の起動可能なUSBメモリを作ります。
このPCのポリシーとしてなるべく単体で頑張るというのがあります。
Windows機の助けはなるべく借りない。
外付けのDVD等もなるべく使わない。
ってことですね。
そんなわけでこのUbuntu9.04起動用USBメモリ作成も
このPC自身のみを使って何とかしてみます。
まずunetbootinというツールをダウンロードします。(以後このエントリ中では「ツール」)
http://unetbootin.sourceforge.net/
上記のサイトからLinux版をダウンロード。
今回使用したファイル名は
unetbootin-linux-344
でした。
あとCDイメージもダウンロードしておきます。
これはUbuntuのオフィシャルから。
こちらのファイル名は
ubuntu-ja-9.04-desktop-i386-20090510.iso
でした。
USBメモリも用意しておきます。サイズが1G以上のものを。
今回使用したのはバッファローの
RUF2-P4G-WH
というはみ出す部分がとても小さいタイプ。
これならさしっぱなしにして移動することも難しくはないです。
ただ、他のUSBメモリに比べてやや発熱が多いように思います。そこは注意。
あと、このままツールを起動するとパッケージが足りないといわれてしまいます。
そのまま続行しても完了しませんのでパッケージを追加しておきます。
パッケージの追加は
設定>システム管理>Synapticパッケージマネージャ
ここの検索でパッケージを検索
ヒットしたパッケージを右クリックしてインストール指定
指定が終わったら上のツールバーの適用をクリックして後は待つだけです。
必要なパッケージですが
mtools
と
p7zip-full
となります。
(これらのパッケージをインストールしないでツールを起動すると教えてくれます)
今回入れたバージョンは
mtools
3.9.11-0
p7zip-full
4.57〜dfsg.1-1
でした。
ダウンロードしたツールを実行可能にします。
ファイルを右クリック>プロパティ>アクセス権>プログラムとして実行できるにチェック。
これでダブルクリックすると起動できますが、その前にUSBメモリを差しておきます。
ツールを起動したら
Diskimageのラジオボタンをクリック
ISOを選択
その右端の…でUbuntuのCDイメージを選択
左下のTypeがUSBDriveになっていることを確認
DriveがUSBメモリのデバイス名となっているかどうか確認
ここまでできたら後はOKを押して待つだけ。
このUSBメモリを差してPCを起動するとメニューが出ますので
default
を選べばOK
Ubuntu9.04が立ち上がります。
グラフィックドライバの関係で1200x800が表示できないのは残念ですが
インストール済みのUbuntu8.04(DELL)が飛んだときの担保として価値はあると思います。
あとはこれをHDDにインストールするか否かが悩みどころですね。
もちろん新しい方がいいのですが、DELLのサポートが切れてしまうというデメリットがあります。
さて、どうしましょうか。